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真田丸 ネタバレ 44話 『築城』 大公開!これが真田丸の全貌だ! [真田丸]





大公開!これが難攻不落の出城。真田丸だ!





sanadamaru1.jpg
引用:Yahoo!検索




















44話 『築城』のネタバレも多く含みます。

ご覧になりたくない方は閉じてください。



















44話『築城』のあらすじです。








淀君の鶴の一声で、『打って出る』と言う幸村の策は、


秀頼が土壇場で覆したために白紙となってしまいました。


そのため幸村は、新たな策を講じる事となりました。



幸村は大坂城の図面を広げ熟考します。


するとある妙案が浮かび上がりました。



大坂城は天下の名城。難攻不落ですが


幸村は、城の南側が最大の弱点であることに気付き


そこに新たな出城を造ることを思いつきます。



そうです。これこそが『真田丸』と呼ばれる砦です。

幸村はこの『真田丸』築く事によって、


敵の目を向けさせる事を考えたのです。



奇しくも同じことを考えている男がもう一人いたのです。


それは前回の軍義で幸村のやり方に異を唱えていた男


そう、後藤又兵衛その人だったのです。



幸村は勝つための出城にするため考えた策を


又兵衛に熱く語り始めるのでした。


ここで二人はひとつの考えにまとまりました。



ですが面白くないのは織田有楽斎らをはじめとする輩です。


有楽斎と大蔵卿局は、幸村がどんな策を講じようが


牢人衆を決して信じようとしません。



端から牢人衆が意見することなど気に食わず、


駒のひとつとしてしか考えていませんでした。


間に立たされた大野冶長も困惑してしまいます。



こんな豊臣家の態度に牢人衆たちは不満を募らせます。


ついに業を煮やした又兵衛と勝永は、大坂城を出ると啖呵を切ります。



しかし、そのとき冶長を伴った秀頼が現れて


「私が許す。この出城を仕上げよ。私はそなたらを信じておる」


と、力強い言葉を一同の前で披露するのです。



そうして幸村は『真田丸』の普請に取り掛かるのですが


有楽斎は面白くありません。



一方、信之の命を受けて松が大坂に向かっていました。


松はある事を幸村に告げようとしていたのです。


そのあることとは...



何やら44話も波乱含みなようです。




















これが幸村の築いた『真田丸』だ!













鉄壁の守りを誇る大坂城ですが


幸村は早くからその弱点を認識しておりました。


それが城の南側にあたるところでした。



籠城をするとなると、それ相応の対策が必要となります。


幸村は平野口の外側に『真田丸』と呼ばれる出城を築きます。



『真田丸』にはいくつか説がありますが、


巨大な方形であったとも、半円形であったとも伝えられています。


最近の研究では巨大な方形の説が有力視されています。





真田丸.jpg
引用:Yahoo!検索

上の図は、「大坂真田丸加賀衆挿ル様子ノ図」をもとに


再現されたイラストです。



『山口休庵拙』によると


三方に空堀を設け、塀を一重かけ



堀の向こうと空堀の中、さらに塀際に


三重の柵を掛けたものでした。



また、要所に櫓(やぐら)と井楼(せいろう)を配置し、


塀の腕木通りに、武者走りをつくっていたと


記されています。







櫓.jpg
引用:Yahoo!検索

戦国期に見られる代表的な櫓














mushabasiri.jpg
引用:Yahoo!検索

戦国期に見られる代表的な武者走り














seirou 11.jpg
引用:Yahoo!検索

戦国期に見られる代表的な井楼













また、国立国会図書館に保存されている『慶元記』によれば


その規模は南北百二十三間、東西七十九間といい


約211メートル×143メートルのだったと記されています。



さらに三方を「車塀とじ」の仕掛けや


東と西に門、櫓が7箇所あったと記されています。











真田丸外堀断面図.jpg
引用:Yahoo!検索


上のイラストは真田丸の断面図化したものです。


幅7尺の桟敷には外壁のみを持つ「狭間塀」(さまへい)が築かれ、


城外の敵に向かって弓矢や鉄砲が射掛けられました。



この狭間塀は上下2段に区切られており


櫓と櫓を連結するように桟敷が設けられ


兵の行き来がしやすい様に、工夫されておりました。



この堅固な構造によって、


城外への射撃は相当な効果があったと


考えられております。



堀の城内側には「犬走り」(いぬばしり)や「逆茂木」(さかもぎ)


効率よく張り巡らされており、寄せ手の進入を阻んだと


考えられております。



逆茂木は水掘まで深く差し込まれていて


敵の侵入を防ぐ工夫がされております。



最も南に位置する水掘は


空堀よりもさらに一段低く設けられ、


奥行きは空堀の倍以上だったと推定されます。



真田丸には幸村の英知が結集されていますが、


甲斐武田家の影響を受けていた、父・昌幸譲り


渾身の出城であるとも言えると思います。










なお、『山口休庵拙』は後世の作とも言われ


真実を疑問視する見方もあるようです。












 以上、「真田丸 ネタバレ 44話 『築城』 大公開!これが真田丸だ!」について


取り上げさせてさせて頂きました。















さあ家康よ、かかってこい!





























今回もご覧頂き、ありがとうございました。



















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